定期演奏会 当日とその後 重い方

重い方です。

小川洋子さんの本貪り読んで感受性強くなってて文章やばいけど気にしないでください…所詮黒歴史作ってるだけです…

うちの部活、創部7年なんですけど、一言で言えない複雑な創設期を経ています。そのあたりの事情全部スキップして事実だけいうと、今回の定演が私にとっては初めて6年生の卒業公演的な、近い先輩の引退公演的な位置づけでした。

まず、卒業される2期生について。
2期生の先輩は複雑な状況下で困難を虐げられながら部活を守って、私達を守ってくださった恩というものが多大にあります。部活の基礎がボロボロに崩れて再構築しなければならなかった2年間トップに立って、一番辛かったのは先輩方だったろうに…その中で基盤を一から作り直してそれを伝統として引き継げるようにして1年前スッと引退されました。感謝してもしきれないしあのままボロボロのまま突き進んでいったら今の環境なんてなかったと思うと身震いします。
また、入部したての頃から今の今まで本当に楽しく楽しく付き合えて、そんな存在の人たちともう殆ど部活の仲間として付き合うことができないというのが初めてなので悲しみに暮れています。正直実感はあまり湧いてません。気軽にface to faceで些細なことが話せないということ、アイドルの闇の話とかお互い探り合いながら音楽紹介しあったり盛り上がってゲスい話したりとかそういうのが信じられないです。

そして引退される3期生。
一個上の学年とはうまくいかないことが多いとよく言いますが、人間関係は普通にすごく楽しかったですが運営方針に疑問出てきたり、今年1年はそんな存在だったように思います。私たちがトップになった今、3期がどんなにありがたい存在だったか…と思います。部活のみんなが部活にどう取り組めるかが肩にズッシリのしかかってきて恐怖です。
そして、担当楽器の先輩が引退されます。一個上の、入部時から本当にお世話になった先輩。吹部のくせに超体育会系の気合と腕力で、「テナーって筋肉質だよね」っていわれることも、隣で吹くときににおう先輩のシャンプーのにおい、ずっと4年間可愛がってもらった日常がこれから無くなるのが本当に悲しくて悲しくて。時には吹き方の考え方が一致しなくて一方的にイライラしたこともあったし、でもそうやってすぐ上ですぐ隣で吹いてる先輩より絶対上手く吹いてやるっていう目標、それが届かない場所に行ってしまうことが切なくて切なくて。

これから1年、4期が吹部を引っ張っていくことになります。不安で怖くて、でも先輩方がいたときよりもっといい部活にしたい思いは強いです。やりたいこともたくさんあります。もっと上手くなりたいし後輩たちにもっと上手くなってもらいたいです。ジメジメした気持ちを一区切りつけて、具体的な予定を立てることから始めます。

本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。